このレビューはネタバレを含みます
アジドラ放送分を録画して鑑賞。
ユ・ヘジンさんが素晴らしすぎて泣いた。
実話ベースのお話。
まだ韓国に、思想の自由も民主主義も
無かった頃のお話。
自由主義思想の国家にはなったが
未だに徴兵制のある韓国。
北朝鮮との戦争状態は解決せず
休戦中の現在。
日本よりも、よっぽど戦争状態に
近い国家だと思っています。
車がちっちゃくて可愛い。
1000ccかな？
パッケージが明るいから
こんなお話だとは想像してなかった。
自分が子供の頃は
金大中は『きんだいちゅう』でした。
いつから変わったか覚えてないけど
気がついたら『キムデジュン』に。
その当時、中学一年生だったから
ニュースは見てたと思うが
そんなに印象が無かったんですよね。
10日間の事ですが
死者154人ないし198人。
軍の発表は人数もはっきりしていない。
負傷者3,028人。
軍事クーデター政権とはいえ
同じ韓国人を殺す事に
抵抗感は無かったのか。
あの検問の上官は気づいたけど
見逃してくれたっぽい。
この行為に疑問を感じていた人は
内部にもいたのでしょう。
国家に逆らう奴はみんなアカ。
実際、光州事件は北朝鮮のスパイが
起こしたなんて話もあったらしい。
その後大統領になった
金大中による自作自演の暴動とも
言われているようですが
軍事クーデター政権に納得いかんって
人達が集まって騒いだら
殺されたり、襲われたりしたので
何しやがんだってのが拡大して
一つの都市を巻き込んで
こんな事になったのかなぁ。
そこは、ちょっとよく分からない。
ソウルから光州までの距離は
東京から新潟ぐらいだとか。
大学生の時に一度だけ東京から新潟に
車で行ったことがある。
休み休み行って6時間ぐらい。
結構遠い。
エンディングでお話のモデルになった
ヒンツペーターさんが
タクシー運転手のサボクさんに会いたいと
言ってましたが、その前にペーターさんが
お亡くなりになったそうです。
さらに、映画公開後に
タクシー運転手サボクさんの息子が
名乗りを上げたらしいが
実際のサボクさんは
あの事件の四年後には
ガンでお亡くなりになっていたそうです。
そりゃ、探しても会えないわ。
ソン・ガンホさんと
ユ・ヘジンさんの2人きりのシーンは
尊すぎて観てるだけで泣ける。
病院の会話から
バックして突っ込むとこまで
ずっと半泣きで観てました。
韓国の俳優さんでは
かなり好きな2人。
堪能させてもらいました。
2023-318
