Famimarks

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜のFamimarksのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

駄文失礼します

楽天地シネマズ錦糸町で観てきました。

前半はコミカルな演出で日常を描きつつ主人公の人間性を強調。
中盤以降は目を覆いたくなる現実を容赦なく伝えていく。
手に汗握って、後半は涙が止まらなくなる映画でした。
(鼻水ずるずる、いい歳してずっと泣いてました

本当に多くの人に観てほしい、公開してる映画館が少ないことが残念でなりません。


内容要約↓(文章力はご容赦、、

【前半】
お金にがめつい主人公マンソプは家賃も滞納するほどにお金に困っていた。
滞納金は10万₩(当時の日本円にして約3万円)

家の貸主と話をしている時に別のタクシードライバーの会話を耳にする

「外国人を光州に送って道路封鎖される前に戻ってくるだけで10万₩払ってくれるらしい」

ツキが回ってきたとタクシーを走らせて予約を横取りしたのが全ての始まりだった

【中盤】
外国人ジャーナリスト(ピーター)を乗せて光州に向かうマンソプだが、光州市内に入ってすぐに軍によって道路が封鎖されている光景を見てピーターに「光州に入るのは無理だ、ソウルに戻る」と告げる

しかしピーターは
「ノークァンジュ、ノーマネー」
光州に入れなければお金は払わないと言い張られ、お金に困っていたマンソプは機転を聞かせて光州入りを果たす。

光州で起きている事を何も知らなかったマンソプはそこで起きている現実を目の当たりにする。
一人学生達に混ざり取材を始めるピーターを置いてソウルに逃げようとするが、成り行きから再び出会ってしまい皆と溝ができてしまう。
その後、車が故障してしまいその日のうちに帰ることができなったマンソプ。
娘を一人にしてしまっていることに苛立ちを隠せずピーターらに当たってしまうが光州で仲間になったドライバーの家で共に食卓を囲み仲違いは解消された。
皆が笑顔で和気藹々としているなか爆発音が鳴り響く。
その様子を見に行った皆だが軍にピーターが見つかってしまい学生ジェシクが命懸けで足止めをし、ピーターと助け合い逃げ出すことに成功する。
寝る時、マンソプは独り言のように泣きながら身の上を語る。
それを聞いていたピーターは1人光州に残り、マンソプはドライバー仲間から光州からの抜け道を教えてもらい2人は別れた。

【後半】
一度は1人で光州から順天に抜けることができたマンソプ、
そこで嘘の報道を聞いて、それを信じる市民を見たマンソプは涙を流しながら光州で戦う仲間の元に戻る決意をするが。。


といった所でしょうか。
光州に戻ってからのことを文にするには私ではとても無理です。


一つ気になった点

ラストでピーターを乗せて光州から抜け出す時の懲戒軍による車両チェック
ここで1人の軍人に外していたソウルのナンバープレートが見つかってしまう
マンソプはその場で殺されるのではとまで思ったと思う
しかしそれを「異常なし。通せ」と通した軍人
軍の中にも光州での出来事を国に、世界に知ってもらった方がいいと考える人がいたのだろうか
脚色でないとしたら彼の判断による功績は計り知れないものだと感じました
(止められていたらまず助かる見込みは無いと判断できる状況だった為)

以上です。
駄文失礼しました
Famimarks

Famimarks