やっぱり実話系が好きなので、このタクシー運転手もかなり良かったですし、実際にこんな事件があったなんてと勉強になりましたね。
ポスターから感じかれたのは、何かほっこりとする感じの映画なのかなぁと思っていました。
主人公とドイツ人記者の珍道中的な話かと思っていましたよ。
実際に結構序盤は笑えるし、家賃すら払えない貧乏な父娘の話でしたね。
意外とかなり良い奴だった隣人の旦那とのやり取りからの、よし一儲けするかの展開はかなり良かった。
そっからの光州の展開は、何か凄かったですね。
軍部の暴走によって一般市民が大変な目に合うとか、真実を伝えることができないマスコミとかは、デトロイト、ペンタゴンペーパーズに通じる物がありました。
負傷者を救助する一般市民に対して、軍が躊躇なく打っていくシーンは、こんなことがあったなんて…普通に衝撃でしたね。
若干、何かエンターテイメントよりのラストの超怖い私服軍人とタクシー運転手軍団のカーチェイスアクションも結構な迫力だったのでまぁ良かったです。
やっぱり情けない主人公が少し勇気で行動していくのがなんだかんだで好きなんですよね…