このレビューはネタバレを含みます
名作!
1980年軍事独裁政権下の韓国。
光州事件を元にした実話。
序盤コミカルだか徐々にシリアスに。
ノンポリで政治的な事には無関心だったタクシー運転手の主人公が、ドイツ人記者を光州に連れて行く。
民主化運動の丸腰市民に軍が容赦なく発砲、殺戮、弾圧し、死者多数。その様子は外部には報じられず、
ノンポリだった主人公も さすがにこれはオカシイと感じて
悲惨な事実を報道し、光州市民を助けるために命がけで記者を助ける。
こんな凄惨な事件があったことを知らなかったので、その驚きと、日本も人ごとではなく気をつけたほうがいいのでは、と思った。