楽しみにしてた吉田恵輔監督の新作。今回は兄弟姉妹の愛憎劇。
いやー、やっぱ達者やわ。またしてもやられた。めっちゃおもろかったしめっちゃ泣いたし。
なんつってもキャスティングね。毎度毎度絶妙過ぎて感心する。特に筧美和子がヤバい。本人と役とのリンクっぷりがマジ鬼畜。ドS監督恐るべし…笑
余韻に浸りながらエンドクレジット眺めてたら「脚本協力 仁志原了」の文字を見つけてまた泣くなど。
後で読んだインタビューで監督は「僕にとっては元相方の仁志原さんが本作の兄弟関係に一番近いですね」と仰られてた。
笑ったのが、仁志原氏が存命の頃「次は印刷業界の話やるから、営業マンにどんな事があるかちょっと考えてきてよ」と監督が頼んだところ、ひと月半経って渡されたのがウィキの「印刷業界」のページでハァァァ？？？ってなったって裏話。協力どころかキレさせてるやん！笑
「脚本協力」のクレジットは思った通り、亡き仁志原氏へ当てた監督の思いがたくさん込められていたのだった。愛やなぁ…うぅぅ泣。合掌。
