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レザーフェイス―悪魔のいけにえのmaruQのネタバレレビュー・内容・結末

2.9

このレビューはネタバレを含みます

「悪魔のいけにえ」は個人的にはホラー映画の中では一、二を争うくらい好きな作品だが、これはその前日譚。

レザーフェイスがどういう経緯で誕生したのかを描くのだが、初っ端から誕生日プレゼントにチェーンソーで思わず吹き出してしまう。英才教育過ぎるやろ!

それにしてもソーヤー一家を始め更生施設の連中も娘を殺された保安官もどいつもこいつも狂ってますな。

そういう環境で育てばやはり狂ってしまうんですかね。しかし、最後に狂わせたのはヒロインでしょうな、あれは。まあ、逃げたくなるのはわかるけどさ。

それにしてもよくあんな環境で肥満になったなあと思ってたらフェイクでしたね。レザーフェイスなら頭撃ち抜かれても起き上がってくるかなあとか一瞬よぎりましたが違う人でした。エヘヘ。

まあ、過去に遡って描くにしてはレザーフェイスの掘り下げが足りない印象。ホラー映画史に残る不気味キャラを掘り下げるってのも野暮な感じがしちゃったな。

「屋敷女」の監督だからグロ描写に戦々恐々としてましたが、あれ程エグくはなかったですね。グロ描写はありますが。
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