このレビューはネタバレを含みます
序盤★2 中盤★1.5 終盤★2
チャールズ・ブロンソン主演『狼よさらば('74)”のリメイクらしい。
良い点
◯ブルース・ウィリス(ウィルスではない)はメスを握るより拳銃が似合っている!
◯ネットでいろんな情報を得たり拡散したり、銃問題というアメリカ社会がよく現れている。
残念な点
●自ら必死で見つけ出すというより成り行きで“復讐”相手が見つかる展開。
そして復讐相手を見つけるために“死神”になった訳ではなく単に“やり場のない怒りや不安”で死神になった経緯は頂けない。
☆総評
70年代に流行ったB級リベンジものをリメイクする上できちんと現代社会の問題を挟み込む良さはあり、特に“銃問題”はその是非を観客に委ねるようなところはいいと思う。
ただどちらかと言えば“銃所持肯定”のほうが強いように自分は思えた。
つまらないことはなく結果的には復讐を果たし、それなりの“仕掛け”で楽しめた。
2021年46本目(+短編3本)