さくぞー

カランコエの花のさくぞーのネタバレレビュー・内容・結末

カランコエの花(2016年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

近年はエンタメ作品でも当たり前のように登場するLGBTやそれ以外の多様性。しかし出すだけではなくどう描くかという部分まで進んできているので、それを原点に立ち返って考えてみる意味でも良い映画。

笠松将が上手すぎる。世代最高クラス。なんで当時バズらなかったのか。序盤のちょいヤンキーの男子高校生感からの黒板を見て顔が凍りつく演じ分けが素晴らしい。
あらすじやクラスに"いる"と確信するところとかサスペンスみたいだった。また、テーマは置いといて高校の情景や生徒のリアリティも映像として素晴らしかった。さすが中川駿監督。

完全に小島先生のミス。こういう良い人なんだけど自己満と勢いで勝手にやらかす人いるよね。黒板のくだりからは生徒全員がもうどうしたらいいか分からなくなってる感じで全員悪いし全員責められない。

映像:=====B
脚本:====C
編集:===D
俳優:=====B
人物:===D
音楽:=====B
音響:=====B
【MVP】新木裕也
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