夏色ジーン

デイアンドナイトの夏色ジーンのレビュー・感想・評価

デイアンドナイト(2019年製作の映画)
4.0
感想川柳「正義とは 大切な人 守ること」

レンタル店でパッケージ借りでした。_φ(゚Д゚ )

明石幸次は父の自殺で実家へと戻ってきた。明石の父は大手企業の不正を内部告発したことから自殺にまで追いやられ、家族も崩壊寸前となっていた。そんな明石に手を差し伸べたのは北村という男だった。北村は児童養護施設のオーナーとして、父親同然に孤児たちを養いながら、「子どもたちを生かすためなら犯罪もいとわない」という清濁を共存させた道徳観を持っていた。児童養護施設で生活する少女・奈々は、北村に傾倒していく明石を案じていたが、復讐心が次第に増幅し、明石の中の善悪の境界線が瓦解していく…というお話。


主演の阿部進之介が企画と原案で
山田孝之がプロデューサーを務めた意欲作( ゚A゚ )

タイトルが出るまで30分くらいかかるんですけど
これは斬新だと思いました( ゚A゚ )タイミングが素晴らしい

生きていく上で避けることが出来ない
「善」と「悪」の問題( ´・ω・)シ

ヤクザな商売してる人たちは
悪いことしたくてあんなことしてるわけじゃない( ´Α`)

どうしても社会からあぶれてしまう人たちの受け皿になってるという側面を無視して語ることは出来ないわけで( ・ω・)

逆にそれを受け入れられないと言いつつ
大企業のリコールなんかは隠そうとする(^_^;)))

某愛知県の巨大企業でも似たようなことありそう(;´A`)


空飛ぶタイヤみたいに事故が起きてたら告発した側有利だけど

この作品みたいにまだ問題や事故が起きてない場合
何百億という損失を出す恐れがあるなら
告発するのはリスクしかない(´Д`)

間違いなく個人なら潰される(;´A`)

明石みたいに無力感を死ぬほど味わうことになります((゚□゚;))

自分にとっての正義は誰かにとって悪になりうる( ;゚皿゚)ノシ

それならば自分たちの正義を貫き
大切な人を守るのが至上命題( ´ー`)


結局答えは出ない問題なんですよね~( ・ω・)


ムカつく役やらせたら天下一品の山中崇は相変わらず素晴らしいバイプレーヤー(* ゚∀゚)田中哲司も良かったな~


気になるセリフ
「善と悪は法律では決められない。自分の正義を信じないと大切な人は守れない。」

んでまず( ´∀`)/~~