清原果耶ちゃん祭り続行中。
清原果耶ちゃん×藤井道人監督作は
過去3作。
『青春18x2…』『宇宙でいちばん…』と遡って
観てきて1作目のコチラへたどり着く。
プロデューサーに俳優の山田孝之さん。
っで、思い出した。
きっとこの舞台挨拶やら番宣でだったと思うけど
やたら山田孝之さんが清原果耶ちゃん大絶賛してたのを。
その時は、おじさんが若い子褒めてるって
くらいにしか思ってなかったけど(失礼)
鑑賞後、そりゃ褒めるわって納得。
演技力、存在感、透明感でどんどん惹き込まれる。
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父(渡辺裕之)が自殺し、実家に帰った幸次(阿部進之介)。父は大手企業の不正を内部告発した事で
死に追いやられる。
生前父が手伝っていた児童養護施設のオーナー北村(安藤政信)や施設で暮らす少女、奈々(清原果耶)
と出会う中、犯罪への善悪を見失い復讐心に駆られていく…
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全体的に映像もストーリーも暗いけど
嫌いじゃない。
藤井監督作品では『最後まで行く』の雰囲気。
(ストーリーは全く違う)
キャスティングが絶妙で
阿部進之介さん、安藤政信さん、清原果耶ちゃんはもちろん、この手のジャンルには欠かせない
笠松将さん、深水元基さんだったり、
クズ男っぷりが上手すぎる山中崇さん。
同じくクズ権力者感が上手すぎる田中哲司さん。
小西真奈美さん、佐津川愛美さん、室井滋さん
と、女優さん達のキャスティングも良い。
渡辺裕之さんが自殺する役なのは辛い。
クズ役がクズ過ぎるので主役への
感情移入がしやすい。
正義とは？
善と悪がとても複雑。
すっきり気持ちのいい勧善懲悪は求めない方がいい。
なんだかなーーって思っちゃう割に
嫌いな終わり方では無い不思議。
多分、そこが藤井マジックだったりするのかも!?
とりあえず切ない。
安藤政信さんの涙が美しい。
エンディングが藤井監督と
相性のいい野田洋次郎さんが楽曲提供し
大田奈々(役名)名義で清原果耶ちゃんが
歌っていて、歌まで歌えるんかーい！ってなったw
