風来坊

スーサイド・ミッションの風来坊のレビュー・感想・評価

スーサイド・ミッション(2017年製作の映画)
3.0
元特殊部隊員の主人公は娘に会う途中でトラブルに遭い相手を殺めてしまう。逮捕される筈が目覚めたのはアメリカの機密を知る犯罪者を収容する極秘施設だった。困惑も束の間、施設に武装集団が襲撃して来て、それぞれの目的の為に囚人達は団結して武装集団に立ち向かうが…。アメリカ製のアクション映画。

監獄を舞台に戦いが展開されるプリズンファイト。昔からよくある設定ですがB級でもまずまずの物に仕上がってしまう鉄板の設定。
本作も低予算B級感丸出しですが、鉄板設定でまずまず観れてしまうものになっています。

登場人物のキャラクターはクセのある人物ばかりでなかなか面白い。特にスナイパーとサイコパスのインパクトが強かった。
もう少しそれぞれ掘り下げても良いし、仲間同士で絆を深めるエピソードがあっても良かったと思いますね。折角のキャラクターを脚本が活かせていないような気がします。

アクションシーンは銃撃戦中心。プロにしてはちょっと動きがもっさりが気になりますが許容範囲です。低予算なので地味ですが、メリハリがあって悪くはないですね。

他の方のレビューでありますが、倒した敵の装備を奪わないという矛盾…。
多分、囚人服を脱がすと囚人設定が薄まるし、敵味方が分かりづらくなる為の配慮なんでしょうけど…やはり気になる。
これも他の方がツッコンでいらっしゃいますが、なんで今なの?というキスシーンや身の上話には緊張感台無しで苦笑…。

少数精鋭で大部隊の武装集団に立ち向かうのですが、何故か緊張感と迫力に欠けますね。もっとハラハラする筈の展開なのですけど…妙に落ち着いてしまっている印象。映画のスケールは感じず小ぢんまりとしています。
あくまでB級アクションという注釈はつきますが、まあまあ楽しめた作品でした。
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