何を隠そう私ジェシカ・チャスティン大好きです
赤毛に年齢とギャップのある声が可愛らしく、かと思えばキレのある演技を見せてくれる彼女の大ファン
以前より気になっていた今作を遂に鑑賞
実話に基づく元モーグル選手がポーカー・クラブの経営により栄光と挫折を味わう物語
まずモーグルからのポーカーの距離感にびっくり
ただまあ勝負の世界に生きてるとそういう道に行くってのも考えられるのかなあ
モリーはプレーヤーではないが、経営者として常に目標を持ち戦い、この作品を観る直前に鑑賞したトゥルー・グリッドが思い出されるような、信念を貫く女性
プライドっていうより矜恃を持っているところがなんともカッコいい
盛者必衰のご多分に漏れず失落はしたけど負け犬って感じはあまりしなかった
物語のオチは意外なものであったけどハッピーなんじゃないかな？
厳しい現実を示唆してはいたけど
ジェシカ・チャスティンの演技は現代的な女性によくフィットすると思う
モリーの知的で凛々しく、目には戦いの炎が燃えているが、女性的な魅力を損なわず、むしろそこが一つの武器であることをよく理解している感じがよく伝わってくる
真新しさはないがテキパキとした映像に、よく纏った台詞回しがフィットしてるから退屈には感じなかった
