このレビューはネタバレを含みます
新日ファンなのでスコアは甘め。
ずっと観たかったけど、偶然の機会になかなか巡り合わず、DVD買った。
原作(絵本)の主人公は明らかに見た目が棚橋なんだけど、リアルな棚橋は時を経て、状況はゴキブリマスク(マスクマンではないが)なんだよなぁ。原作者、ブッカー?(笑)
プロレスに興味のない人は、なにこの演技と思う人もいるだろうが、人生の応援歌であるとともに、プロレスってこんな感じ、と思ってもらえたら。
ずーーーっと真剣に思っていることなのだけど、もっと多くの人がプロレスに触れたら、もう少し優しい社会になる気がするんだよ、マジで。
表層だけに目くじら立てたり、それに怯えて言いたいこともやりたいこともできなかったり、つまらない世界になっている気がする。
嫌われ"役"って言葉があるのに、セメントにしちゃうことのなんと多いことか。
守るでもなく、攻めるでもなく、"せーの"で受ける、その美しさを。