『リメンバー・ミー』への助走(序奏)として最適!
〝伝統〟というものに縛られすぎないで今そばにいる人との思い出を大事にしようというテーマ。
リメンバーミーと同じ。
オラフは結局は集めた〝伝統〟をすべて失ってしまう。
しかもそれは、それぞれの家庭(一番小さな集団)でのそれぞれの伝統。
誰かにとって大事な伝統が自分にとって大事とは限らない。
逆も真なり。
突如出てくるサウナ男も仕草からしておそらくゲイキャラ。
〝伝統的な家族のあり方〟に固執してると誰かの幸せを踏みにじることがある、という示唆ですね。
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アナとエルサにはいわゆる〝伝統〟はなかったけど
幼い頃に『お互いを思い合っていた』という思い出があったことに気づく。
その時にオラフ人形が活躍していた。
クリスマスでの靴下、イースターでの卵のように
「ウチではオラフ人形を飾って、この思い出をずっと胸に刻んで、戒めて、これからもずっといい状態を続けよう」と決意する。
新しい伝統が生まれる瞬間だし、同時に形骸化したら意味がないし、そんなに固執するものでもないよ、と。
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これだけ全方位的に気を使いまくって シャープなメッセージ込めて、しかもエンタメにできてるなんてさすが!
でも、長いね。。。