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『コケコッコーにわとりさん/ココリコ、ムッシュー・プーレ』に投稿された感想・評価

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4.2
2017年は酉年という事もあり、新年一発目は気になっていた本作を鑑賞。
ニジェールの男3人組が、ブレーキのかからないポンコツ車に乗って鶏を探す旅に出るロードムービー。
文化人類学者でもあるジャン・ルーシュが出演者と協働して即興的に脚本を組み上げたせいか、悪魔やドッペルゲンガーも平然と現れるマジック・リアリズムな冒険譚に仕上がっている。
一方コメディな雰囲気でメチャクチャ面白い上、ドキュメンタルな撮影の躍動感が素晴らしい。チュツオーラ「やし酒飲み」の想像力を感じる。
タイヤの運搬法や男の狂い様には吹いた。
走行するワゴンの、後部ドアの扉は開きっぱなし。でも安心して観れた。現代を生きるアボリジニの『BUSH MECHANICS』という映画に似ていた。それはアボリジニたちが車で出かけようとするものの、車がしょっちゅう壊れるのでずっと修理して進むという話だ。切った木をタイヤの下に置いて発進させたり、パンクしたタイヤに固い草をパンパンに詰める。ガソリンを口に含むシーンもあった。先住民に対するエコの幻想を壊す作品だった。そしてこの映画にも協力しながら工夫する自由さがあった。ある時は綱を付けた車を引いて川を渡り、ある時は車の部品を分解して、ボディは大きな撥水シートに包んで、タイヤは身体に巻き付けて川を渡る。車の座席は備え付けではなく、家にあるようなスプリングチェア。ブレーキをかけるときは足でタイヤを押さえる。自分たちで鶏を捌いて食べる。車は分解できるということを忘れていた私にとってすごく自由に映った。
車が三回河を渡るけど、毎回やり方が違う。河にずっと倒れこんでるでかいおっさんがおもろい。