トランスマスター

スカイライン-奪還-のトランスマスターのレビュー・感想・評価

スカイライン-奪還-(2017年製作の映画)
2.0
♯26 続編だと知らずに今作から視聴

LAの上空で宇宙船が人類を吸い上げまくる災害が発生。
LAPDの刑事とその息子、美人な地下鉄車掌、盲目の退役軍人が織りなす人間ドラマだと思ってみていたら・・・・。
いきなり舞台はかの悪名高き麻薬製造のゴールデントライアングル(タイ・ミャンマー・ラオス)の1つラオスが舞台に!
カンボジアのアンコールワットのようなヒンドゥー教の寺院を舞台に
シラットVSエイリアンの肉弾戦や
東映の戦隊ヒーロー並にでかい
エヴァVSエイリアンのバトルなど
様々な要素を詰め込み過ぎて収拾がつかなくなるナシゴレン・マサラムービーです。

◆良い点/注目ポイント
・冒頭の半重力の表現や、青い光を見た時のスパナチュっぽい演出は良かったです。
・エイリアンが火や刃物に弱いのは笑えます。
・ラオスが舞台になる映画は希少です。(私は初です。)

◆改善点
・エイリアンやプレデターの造形に近い異星人ばかりなのは残念です。MIBなどのように個性豊かな異星人の造形が欲しいところです。
・少女を抱いた白人女性は、ハリウッド映画では[絶対死なない安全フラグ]が立っているため緊張感が薄れます。
・シラットのナイフは鉤爪状のタイプが良かったのと、東南アジアのバイクはハンドル&ヘッドライトはスクーターで車体はスーパーカブのタイプ推奨。さらにヘルメットもひびが入ってるのをガムテープで継ぎはぎしてる方が雰囲気が出ます。

◆総括
・SF映画のエンドロールが
NG集というセンスに脱力しました。
別件でふと思ったのですが、
ロサンゼルス市警(LAPD)より
ロサンゼルス郡保安局(LASD)
の方が大規模なのは何故か調べた所
カリフォルニア州の中のロサンゼルス郡の中にロサンゼルス市がある事を初めて知りました!

-2020年 26本目-