白塗り+舞台装置+マリオネット◎
うら若き歌姫とモーツアルトの悲恋をオペラに添って描いたフィクションです
『フィガロの結婚』を通して出逢った美しい新人歌手と恋に落ちた天才作曲家が『ドン・ジョヴァンニ』を書き上げるまでのお話です
衣装やロケーションなどはBBCのドラマ並みに美しく愉しい要素でした
音楽も良かったのですがもう少し落ち着いて聴きたかったです
オペラを知っている前提で描かれたシーンも多かったのでドラマとしてだけ楽しもうとする人には伝わらない部分が多いと思います
王子様のようなモーツアルトがツボです
他のオペラをあれこれ引き合いに出さずにテーマを絞ってあったのは好感が持てました