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ビサイド・ボウイ ミック・ロンソンの軌跡のmamのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

癌のため46歳で他界した、ボウイの黄金期を支えた謙虚で誠実なギタリスト、ミック・ロンソン。

地元で庭師をやっていた頃に元メンバーの誘いでデヴィッド・ボウイのバックバンド「スパイダーズ・フロム・マース」に参加。世界を売った男、ハンキー・ドリー、ジギー・スターダスト、アラジン・セイン、ピンナップスのボウイの輝かしい時代を支えるも、ZIGGYを葬ったボウイはその後バンドとも袂を分かつ。ミックはソロに転身するも成功ならず、一時期モット・ザ・フープルに加入し、イアンと交流を深める。ディランのサポート・メンバー、Rich Kidsやモリッシーのプロデュースも務め、フレディ追悼コンサートでは旧友ボウイの願いで実現した二人の共演。この頃はすでに癌に侵されていたけれど最期まで音楽活動を諦めなかったミックの情熱にジンとくる。

ルー・リードのTransformerはボウイだけじゃなくミックも共同プロデュースだったんだ(ヴェルヴェッツは好きでなかった模様)

Rich Kids(exピストルズ)のグレン・マトロックが渋いおじさまになってる!(ジョン・ライドンよりうんと素敵に)
シルバーヘアがカッコいいアンジーも、アンジーらしい年の取り方をしていて好き。

2022-392
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