ちょっと魔法でばんそうこ

切り裂き魔ゴーレムのちょっと魔法でばんそうこのネタバレレビュー・内容・結末

切り裂き魔ゴーレム(2016年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

The Limehouse Golem
悪い意味じゃないけど、印象に残らない。
・based on the novel ' Dan Leno and the Limehouse Golem ' (1994) by Peter Ackroyd

〔2022年1月12日 2回目〕
やっぱりねえ、分かりにくい。自分が推理小説読まないからか、そもそも左脳を使う推理自体が苦手だからなのか。それとも、字面で情報としてページをめくることのできる本のほうが、自分のペースで読めるから理解しやすいのかな。
まあ、そんなことは脇に置くとして、きっとこの映画は原作の難解なストーリーラインをうまく映像表現として仕上げたものなんじゃないかなと思う(当然、原作読んでない)。容疑者が絞り込まれていく中での、それぞれの容疑者がジャーナルに書かれた出来事を実行している様はどきまぎさせられたので。
ああ、それとももう少しダン・リーノを際立たせるような構成でつくったほうが面白そうだったかな。映画はキルデア刑事視点が強いので。というのも、原作タイトルは「ダン・リーノとライムハウスゴーレム」でしょ。だから、もしかしたら原作はダン・リーノ視点がも少し強いのかなあ、なんて思ったんです。。
でも、なんにせよ、見てめちゃ損したかって言われたらそんなことなくて。オリヴィア・クックやダグラス・ブースの演技を堪能できたのでまあ、見て良かったなって思いました。(つづく)


[2回目鑑賞中ノート]
ジョン・クリー
クリー夫人 寝酒
召使いアヴァリーン
ロンドン警視庁
リトル・リジー
ライムハウスのゴーレム
The Limehouse Golem
Limehouse London,1880
店を営むジェラード夫妻と2人の子ども、メイドの5人の被害者。
ラトクリフ街道の29番地 ジョン・ウィリアムズの殺人現場(70 years ago)。
軽犯罪課のキルデア警部補(男好きの噂で出世できなかった?) 同僚のロバーツ警部補
just stepping aside
"傍観者であれ加害者と同等の血を流させることになる" ラクタンティウス
ラクトリフでは家族を惨殺 その前週には娼婦のアリスを殺害、その前は年老いた学者ソロモンを殺した。
ユダヤの神話の本にしおり(a bookmark)のように置かれていた「ゴーレム伝説」。
最初の2人は娼婦、"怒りん坊"というあだ名。。名前はジェーン・クイッグ。
性別 年齢 宗教 階級もバラバラで共通点のない被害者たち。
自分はscapegoatであると話す白髪キルデア。 血を与えるget blood
血を求め剣闘士の戦いを観戦する民の罪
トマス・ド・クインシーの著書にも  「芸術としての殺人について」:ラクトリフ街道事件の風刺論評。
Collected Essays. Thomas de Quincey(20年前に亡くなっている)
mythical gOLEM
9月24日の利用者 4人の男性
ダン・リーノ 哲学者カール・マルクス 作家ジョージ・ギッシング ジョン・クリー
数年がかりで書いた戯曲が失敗に終わり悲嘆に暮れていた
大英博物館の読書室で読書や執筆
婚外子のミセス・クリー
帆布(ほぬの)  喜劇が好き
September 5th 1880 first show ラトクリフ街道の殺人現場 more than half a century ago ジョン・ウィリアムズが一家を惨殺  great stage
Palace Music Hall    Here We Are Again !
stage door  ランベス・マシューのリジー
トミー・ファー(支配人、経理担当)
プロンプター
アレグザンダー・ポープの一節
溶鉱炉  女性は上の階
The Trial of Elizabeth Cree.
娼婦のガウン(証拠品から消えた)についての尋問 ラベルから、ダン・リーノの衣装だったと判明 1年前にラトクリフ街道のジェラードの古着屋に売った。(レシートも提出)
小人のヴィクター Little Victor
エラ紙の記者、本職 劇作家
階段の下で見つかる 男の水兵
シスター・メアリー  ソロモン・ヴァイルの家 4号室
ユダヤ人に同胞殺害の罪を着せて?  街のシンボル  ロンドンという迷宮
モーニング・ヘラルド紙 わたしの初上演  まずは庶民が喜ぶ前座から
「不幸の接点」の第1幕 ヒロイン、キャサリン・ダヴ
14歳で孤児に
石と氷 どちらに刻まれる名か
ラトクリフ事件をヒントにダンが書いた。 ユダヤ人が多い(彼らの休日) イディッシュ語
喜劇俳優の特性
娼婦の服が見つかる ポケットが多い ガワー・プレイス8番(ギッシングの住所)
September 10th 1880 私のデビュー 夜までまだ時間がある ラトクリフ街道の店を訪ねた 店主の妻からカフスを買った  BLUEBEARD Mr.Dan Leno  死と永遠の命について  ここでゴーレムの神話を知る 人が命を吹き込んだ泥人形
今週末からの上演 最も純潔なパントマイム
役が与えられるのを待っていた女
民衆は続編を熱望した
The Limehouse Demon
腹ペコの上で歩け
女性用の帽子
千秋楽にもなった「不幸の接点」の初演の日
昨年亡くなったアンクル(トミー・ファー)から引き継いだ劇場
ファントムマスク
ハエを誘うクモ
ラトクリフでの殺人は力作だった 思い出の品 店主の妻の血に染まったショール
THIS FILM IS DEDICATED TO THE MEMORY OF ALAN RICKMAN [終]