正直言えばBGMも含めツキナミ度150%の若い男女の話なんだけど、最近じゃベテラン感も出てきたあのジュード・ロウの若き日を拝めるのが何よりの映画です。運命の女性にアタックする話なんですが、一途に彼女を見つめる目が濃くてちょっと狂気と紙一重でした（笑）。若くて爽やかな役のはずなのに、なぜかちょっと怖い。ストーリー的にはホラー的要素は全くないですが、美しい男性は迫力があって見つめるだけで罪だということが分かりました。というかちょっと影とか寂しさとかだらしなさのある役の方が、ジュード・ロウは似合うし私は好きだと感じました。あと間合いとか口説き方とかが今と全然変わらないことが分かったのも収穫です(いいのか)。
