名優病俳優と筋肉脳俳優のエベレストの如き自我を、あれやこれやの手で粉砕していくペネロペ。爆発ヘアでも相変わらず暴力的に美しく、めんどくさいジジイ俳優2人を翻弄する。『コンペティション』とは3人の意地の張り合いか？そしてついでに巻き込み事故のごとく、娘のキスシーンを延々と見させられる羽目になるスポンサーお爺。映画を作るきっかけとしてのイントロ、必要だったんだろうけどなんかもう中盤以降全然関係ないです（笑）
と思ったらまさに急転直下。コメディテイストでありながらBGMをほぼ全く入れていなかった理由が分かった。2人の交わされる視線。このキャストの醍醐味でした。
