グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブルのWednesdayのレビュー・感想・評価

グザヴィエ・ドランの映画は大抵観た。胸騒ぎの恋人でがっかりして、マイ・マザーで自分の母親に対する憎しみを思い出し、トム・アット・ザ・ファームは映画そのものを愛してる。「彼の映画はMVみたい」って俳優が言っていたけど、ただの長編MVみたいな駄作にならないのがすごい。プロデューサーに指摘されたら素直にカットしたり、そういう柔軟性に驚いた。あと単純にあれだけの作品をつくるエネルギー（焦燥感も)が羨ましくて仕様がない。