キャンプの話なので、たくさん子どもが出てくるのかなと思っていたら、登場人物は少なく主要キャラ４人で話が進む。（他のキャンパーたちはみんな出払っていて居ない間の話。）カソリックのキャンプのミュージカルコメディってどんなんだ？と思ったら、設定もなんかおかしい。そもそも神様がホイットニー・ヒューストンを熱唱してくれるって…。面白いなーと思った。キャラが感情的でいつも半分泣いているのも気になるが、それほどキャラたちには気持ち高ぶる数日だったのだろう。（ちょっと暑苦しかったけど。）思春期のモヤモヤとか大人の後悔とかそいういテーマに加え、信仰というスピリチャルな部分もありつつ、ちょっとぶっ飛んでるコメディなので、刺さる人には刺さると思う。私は楽しんで観れた。
好きなことを思いっきりやるとか、自分の心にウソをつかないとか、モヤモヤしながらもまっすぐに生きるとか、そこに神様の存在とかかけ合わさって不思議な映画だった。キャラがどういう背景を持った人物なのかそれぞれもう少し知りたかったなぁ。
