「summer 1996」
スペインの新星カルラ・シモン監督の自伝的映画
「ロッテン・トマト」で100%FRESHの最高評価を獲得した作品
両親を亡くしたフリダが新しい家族の形を作るための時間… 激しさや派手さはないけど、綿密な脚本は全てをさらけ出す。それは人間の本性も葛藤も
"誠実"な監督の自伝から骨太な映画になっている
ちょっとした気まずい空気感とか自然すぎて素晴らしい!
言葉を発するのではなく、その言わんとする事は
"血"として伝わる。少女が大切な家族を亡くし、それを受けとめる難しさや、迎え入れた叔父と叔母の誠実な苦悩も…
生や死に触れた特別な夏が描かれる
フリダの目線で映る映像が、ドキュメンタリーのようで、とても瑞々しく魅了された!