「足踏み」ドカドカ
大量破壊兵器を作った科学者の鼓動を表すかのよう臨場感たっぷりな重低音に没入。
難しいとの前評判で時代背景と人物相関を予習動画で頭に入れてから見た。聴聞会と公聴会の圧倒的な会話劇がとても面白かった。キリアン・マーフィをはじめ脇を固めるスターも素晴らしい演技でした。
多面的に見せる伝記映画ですが…
開発の根幹はナチスを打倒しファシズムを転覆させることだったと言うが・・・
やはり原爆投下を正当化して見ることは難しい。
敵側は日本をどう見ていたのか、センシティブな内容にモヤモヤは尽きない。
朝から弾道ミサイルのニュース速報が入っても、あゝまたかで桜の木の下は大賑わい…無関心が悪だと気づかない。
世界の"今現在"の抑止力「核軍縮」を考えさせられる映画です。
監督🎬クリストファー・ノーラン