このレビューはネタバレを含みます
ネタバレしないと感想書けない&エンドゲームにも触れざるを得ない。
どちらも観てから読んでくださいね！
今のところ、字幕で2回鑑賞。
エンドゲーム後の世界を舞台にした、MCUフェイズ3最終作。
どれだけお通夜状態になるのか… と思いきや、前作ホームカミングの雰囲気を纏った青春ラブコメ感があって楽しかった、キュンキュンした！
（と言いつつ2回めは号泣…）
笑いも満載でありがたい。
SONYとの権利の問題でMCU入りに紆余曲折あったとか聞くスパイダーマン、こんなにも他のMCU作品へのオマージュを散りばめてくるとは。胸熱。
映像もアクションもスピーディーかつド迫力。
前作ではスパイダーマンにありがちなダークさがなかった本シリーズ、今作では
「アイアンマンの後を誰が継ぐのか？」
問題が展開され、観ていて時々ツライものが。
みんなの期待はわかるけど、ピーター・パーカーはまだ16歳の高校生だよ。子どもだよ。
恋愛とか友情とか、もっと身近な問題で悩ませてあげてほしいよ…
悩めるピーターが頼れる大人、ハッピーの存在は本当に大きい。ハッピーありがとう！
あと、自分自身、思っている以上にジェイク・ギレンホールが好きなんだな、と気づいた。衣装といい立ち位置とい、ジェイクの演技といい、ミステリオ最高でした。
笑って泣いて楽しく観た… けれど、恐ろしくもあった終盤。
キラキラした情報、見た目に踊らされがちな社会への警鐘。
さらに、これまでトニー・スタークがいかにピーターを守ってくれていたのかを突きつけられるラスト。
大人の保護のない（あるいは少ない）中ヒーローとして進まざるを得ないピーターが、これからどうなるのか。次作とフェイズ4が楽しみでもあり、怖くもある。
MCUのピーター・パーカーと仲間たちには、他のスパイダーマンシリーズとは違って幸せになってほしいなあ。
愛すべき隣人からスーパーヒーローに成長するピーターが、次作でも笑顔でいられるように祈ります…！
（追記）
今作のニック・フューリーとマリア・ヒル、実は鑑賞中なんとも言えない違和感を覚えていたのですよ。
まさかあんなオチだとは。
演技とメイクだけでその違和感を作り出す俳優とスタッフ、改めて凄い。
（さらに追記）
ベティ役のアンガーリー・ライスちゃん、前回より出番がグンと増えていて嬉しい！
次回もよろしくお願いします！
