あおい

スパイダーマン:ファー・フロム・ホームのあおいのネタバレレビュー・内容・結末

2.9

このレビューはネタバレを含みます

『アベンジャーズ/エンドゲーム』における(やや含みのある)「ディスアセンブルド」を経て、23作目となった超大なMCUサーガのフェーズ3に幕を引く本作。

「次のアイアンマン」を求める声と、普通の高校生としての生活との間で悩むティーン…という大枠に、明言されないながらも"Great power comes with great responsibility"のテーマを感じますが、ラスト付近のニックとハッピーの会話(「彼から電話します」というところ)や、MJと街をスウィングするところからなんかも、スパイダーマンは、私生活を捨ててでも世界平和に責任を持つアベンジャーズの一員ではなく、あくまで"Friendly Neigborhood"として活動していくことを選んだってことなんでしょうね。。

基本的にはコメディタッチだし、ナイト・モンキーのコスチュームや、ゾンビ・アイアンマン、スパイディのセルフィー等、コミックやゲームへのオマージュも散りばめられていて楽しい雰囲気。
初映画化のミステリオも魅力的なヴィランで、最後にはスパイダーマンの正体を世間にバラしちゃって、さあどうしようというかんじで、、締めくくり感が薄いのは『アントマン』のときと同じですねw

フェーズ4の情報もお披露目されていますが、期待を裏切るのがマーベル・スタジオ。これからの展開が楽しみですね!!
あおい

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