バナバナ

ダンシング・ベートーヴェンのバナバナのレビュー・感想・評価

3.5
Amazon primeで観られたので視聴。

ベジャール・バレエ団と東京バレエ団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団が共演した東京公演に密着したドキュメンタリー。
いつの公演かと思ったが、ベジャール・バレエ団は毎年来日公演しているみたいなので、何年の公演かは分かりませんでした。

冒頭でベジャール・バレエ団のプリマドンナをしていたカテリーナが、ジェニファー・ローレンスに似ていて可愛い。
身長170cm以上ありそうだけど、その長い脚が軽やかに頭の上までフワっと上がる。その時足先まで真っ直ぐなので、足の甲まで足して、更に足が長く見えてしまう。
カテリーナが、日本人のプリマの様に骨と皮みたいに痩せておらず、しっかり筋肉も付いているのに、軽やかで伸びやかに踊るので素敵だなと思っていたら、妊娠のため途中降板してしまったので、ちょっと残念だった。

バレエ団の芸術監督ジル・ロマンにインタビューしている狂言回しみたいなのが、ジル・ロマンの娘のマリヤ・ロマンだそう。
彼女もレオタードを着ていたからダンサーなのかな?
団の中のポジションはまだペエペエなのだろうか?
よく分からなかった。

『第九交響曲』の交響楽団の生演奏とコーラスに合わせて、ベジャール・バレエ団と東京バレエ団が幕毎に踊る構成だった様だ。
日本の東京バレエ団の練習風景も、日本に男性ダンサーがこんなに居るんだと、ちと驚きました。

私はバレエは、映画『愛と哀しみのボレロ』の中で、ベジャールが振り付けしたボレロしか観たことがないのですが、それ位の浅ーい人間でも「やっぱりベジャールっぽい振り付けね」などと知ったかぶりながら楽しめました。
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