おすし

神は眠るが、我は歌うのおすしのレビュー・感想・評価

神は眠るが、我は歌う(2017年製作の映画)
4.2
うーん、宗教…

ニュースで難民とかイスラム過激派とか宗教問題とか、聞いてはいるし興味はあるけど当事者の生活とか、今まで現実を深く知ろうとしなかったことに愚かさを感じた。

宗教と政治や権力が結びついてはいけない というシャヒンの言葉は全くその通りで、今世界で起こっていることが腑に落ちた。

イランでのミュージシャンは2種類いて結婚式の演奏者かコーランを歌うことしか許されていないそう。

シャヒンはそのどちらでもなく自分の意見を歌にしたら国から懸賞金までかけられ、宗教を侮辱した極悪犯罪者として逃亡生活を強いられてる。

目に映るものがにわかには信じ難いことばかりで理解が追いつかなかったな というか理解は一生出来ないと思うけど。

窪塚の出てた沈黙を観た時も思ったけど、信心深さは同時に手のつけられない脅威、暴力になる。

亡命者は常に命を狙われてる。
日本の隠れキリシタンだって一部は今もなおその姿を隠してる。

宗教〜〜〜、、

宗教絡みの問題は捉え方と見る方向が無限にあってもはや議論は意味を成さないね?と思ってしまうな。

この映画が観られてよかった。
上部だけじゃなくてもっと色々知りたいと思った。

ジャワ島で宗教と恋愛の難しさの話聞いたの思い出した。
生きてるうちにイランやトルコに安心して旅行出来る日がきたらいいな。

教科書でしか知らなかったUNHCRにも少し触れることが出来てよかった。

考えすぎて頭が疲れた
ので早く寝よう。

@難民映画祭2017
おすし

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