原題 : Akira
IFFJ
冒頭にアキラとはサンスクリット語という説明が出るも、終了後にMWで調べても見つからず。kiraの否定型かな。
インド映画におけるクソ警察史を鑑みると大体クソ警察も法に裁かれるダルマエンドが多い印象を受けるが、ドロドロしたまま勧善懲悪の復讐劇って感じの爽快感も得られないまま終わってしまった。こんな写実主義いらないと思う一方斬新な結末だったと思う。
まあ童貞臭い文学作品のような写実主義にしちゃうとそもそもアキラみたいな人が現れないまま弱いものはくすぶり続けて終わるという目も当てられない話になっちゃうんで、絵に描いたような勧善懲悪にはならないものの、新しいヒーロー像の現れかなと思わせる話だった。