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私が女になった日のs0o0のレビュー・感想・評価

私が女になった日(2000年製作の映画)
3.8
不思議系のオムニバス3作
トークショー踏まえた諸々を殴り書き

【1作目】
1979年の革命によって、1981年には満9歳以上の女性はヘジャーブの着用が義務化されたことを受けた話
・ちなみにそれまでのパフラヴィー朝は脱亜入欧的な価値観だったため、どっちかというとヘジャーブも着るな的なノリだったらしい
ハッワの意味はイヴに該当するらしく、あの飴のシーンがそれなのかなという解釈はできるかもしれないが、個人的にはわざわざそんな解釈にしなくても良いのではという感じも
しかしながら「法律で決まったから機械的にもう女性なのなの、もう男性とも遊べないの」っていう非合理性を表すには飴のシーンは良かったのでは

【2作目】
家父長制が馬に乗ってやってくるという表現が良かった
自転車はなんでダメなんだろう、近代性の象徴という解釈はできるかなとは思うけど、女性が自分で遠くに行けてしまう手段を自ら手にすることがダメなのかな、だとしたら馬も?
最後は名誉殺人の実行メンバーっていつもこの辺だよなーって感じでうっってなった
自転車に乗ってる時の風でチャドルが膨れる感じがすこ
アフーは羚羊という意味とのこと

【3作目】
良くわかんなかったけど、フーラが買っているものが嫁入り道具で、前提として結婚時に家財は嫁側が用意するというのがあるらしい
子供の頃から女性だからって色々押さえつけられたのをようやく解放する絵面という解釈もまあわかるが、あまりに即物的な感じがするなぁーという所感
フーラは天女という意味とのこと
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