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ジョン・ウィック:パラベラムの93n35i5のレビュー・感想・評価

3.5
少し移動するだけで敵があちこちにいるから楽しい。アクション増し増し~~。このシリーズのアクションは派手さは無いけれど華麗で美しいのがポイント。鉛筆さえあれば人を殺せるジョンは本でも難なく殺せる。優雅だ(?!)
今作は闘うワンちゃんが光っておりましたね。加えて強い女が好きなので彼女達のシーンはもっとあって欲しかった。あ、闘犬二匹に対してジョンのワンコはのんびり待て状態のみなのが相反していて可愛い。犬可愛い。犬という存在の大切さを素晴らしいくらい訴えかけてくるシリーズですね。犬は至高。
そして前作から組織の仕組みや内側が段々と明るみになってきていたが、今作は組織内での上下関係や人間関係なんかが特にドッと動き出した印象。そのせいか若干ストーリーは散らばり気味。詰め込み気味というかね。
しかし、味方も敵も紙一重、奸計渦巻く中を唯一ただ純粋な感情だけで動くジョンにもはや憐憫さえ感じてしまう。任務と人情と愛に揺れる殺し屋の運命、些かなりとも光が指すことを願う。4作目も期待。
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