ナオヤ

ジョン・ウィック:パラベラムのナオヤのレビュー・感想・評価

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ジョン・ウィックシリーズ3作目、映画館で字幕版2回鑑賞。今更レビュー。

シリーズを追うごとに我らがウィックさんの進退が窮まっていき、ついに殺し屋界のお尋ね者として追われつつ世界狭しと逃げ回る(普通のおじさんに戻れる方法探し中)ウィックさん。

今ハリウッドで一番アツイと個人的に思っている87/11アクションデザインスタジオのアクション演出は今回も極まっており、格闘に於いてはウィックの中の人ことキアヌが敵役のアクターの動きについていけてない感もある。(殺し屋としてのブランクが…とか激闘の末怪我で…とかで一応意味付けはされている)

一方ガンアクションの鮮やかさはキアヌはハリウッドスターの中でも特に素晴らしく、ガンアクションがお好きな人にはたまらない映画なんじゃないでしょうか。下手したら本当に殺し屋稼業で食ってけるんじゃないのかキアヌ!
ただ気になるのは映画終盤の防弾装備の敵とのドンパチでは、防具の強力さに比例して武器もドンドン強力なものに変えてくのが楽しいけれど、ガンアクションの爽快感が失われ若干間延びしている気も。

今回のジョンウィックのライバルとして登場する日本人殺し屋のZERO(職業お寿司やさん、店内BGMはきゃりーぱみゅぱみゅ)のキャラクターがとても立っており、ぜひまた彼の活躍が見たいと思ったけど、続編にはどうだろう…。ほら、スピンオフとかで!!期待。
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