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サニー/32のamukmiのネタバレレビュー・内容・結末

サニー/32(2018年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

白石和彌と高橋泉、キャストにはピエール瀧とリリー・フランキーという『凶悪』のメンバーが揃ってることから、そりゃ期待値も上がってしまうのはしょうがない

始まってみると脚本と演出が結構ガバガバに感じた。
監禁するのに何であんな取れやすいロープ使うんだよ、スタンガンであんな長い時間気を失わねーだろ、台詞も何だか演技感ある。特にあの生配信してるガキわざとらしい狂った演技するし、あのガキの生配信のメッセージもおかしいし、そもそも、警察もっと早く来るだろ。
それに何人かの人物が変な心の動き見せてて、こいつ今まで見てた感じではこういうこと言うタイプじゃないよね、とか粗と気になる部分が目立ってしまった。
しかもストーリーラインもトリッキーな構成だし、中盤くらいまで、なんだこれ状態だったんだけど、何だろう……クライマックスあたりから妙にエモーションを感じてしまって、終わってみたら俺はこれ結構好き笑
そのエモーションという一点で俺はこの映画で揺り動かされたのは間違いない。
その一点が他の人も感じるかはわからないし、賛否両論なのは間違いないとは思うんだけど、俺はこの映画好きだな。
非常に変な映画だとは思うんだけどね。
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