抹茶マラカス

ミクロの決死圏の抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

ミクロの決死圏(1966年製作の映画)
3.6
体内に入って手術する、というワンアイデアで進む話だが、裏切り者がいるとか微妙にサスペンス感を持たせながら、基本的に何が起こるかフってオトす丁寧な作り。
閉所恐怖症的なとこも含めてもっとできたことはあると思うが、なによりも当時分かっていない色んなことが詰まった未知である身体、そして例えられる宇宙、生命の神秘。そういう、わからないワンダーを映画にしたい!という強い熱がまず最高。わかる事が増えた結果こういう余白を想像する映画は作りづらくなってるよなぁ…