このレビューはネタバレを含みます
観終わったとき、正統なる続編といわれたモノを観られたことへの嬉しさと、期待を裏切られたがっかり感が入り混じりとても複雑な思いだった。
まず初っ端からジョンが撃ち殺されるシーンに驚いた。つまりジョンは死んだことになる。この時点でT2の続編といえるのか?と思った。そのシーンも数分。この時点で頭が追いつかなくなる。
その後、ひたすらアツイアクションシーン。アクションに関してはやはりレベルが桁違いだった。手に汗握るとはまさにことこと。サラの初登場シーンも鳥肌が立った。
グレース役のマッケンジーさんがイケメンすぎて惚れた。観るまで男性の方だと思ってた。絶対このニューフェイトでマッケンジーさんのファンが増えると思う。
正統なる続編と謳っていたが、個人的に物語は「ジョンが殺される」ところから始まるのでT2の続編として楽しめるかといえばそうではない。ジョンを撃ち殺したターミネーター(アーノルド)に何の思い入れもない私からすればサラとターミネーターが共闘していてもなんの感動も生まれなかった。
「正統なる続編」という謳い文句を無視した上で観た方がガッカリ感は少ないかと思われます。
期待しすぎた自分も悪いけど、批判したところで作品の方向性は変わらないし「正統なる続編」という謳い文句も変わらないので、観る側は受け入れるしかないのだなと思う。
実際、涙が出るレベルで作品は楽しめた。普通に良かった。随所にT2を感じる演出もあって鳥肌が立った。
ただ続編かといわれると、首を傾げたくなるだけです。