Mという名のM

ターミネーター ニュー・フェイトのMという名のMのレビュー・感想・評価

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過去に返ったり、未来に行ったり、タイムトラベルのストーリーは矛盾が生じる。過去に帰って過去の自分に出くわすとか、自分が産まれる前の母親に出くわすとか……考えたくもないですね……そういえば「Back To The Future」は、よくできた映画だなぁ……って思います。

今回のターミネーターは、未来からやって来て過去(現在)の根源を絶つことで別な未来を作り上げる。というお話ですが、過去に遡るってのは複数の選択肢があって、例えば救世主(ジョン・コナー)が産まれる前の母親を阻止するバターンや、生まれてきた(救世主)を絶つパターンもあって、なんなら母親の母親を阻止するバターンだってあるわけだし、いろんなバターンが想定できる。
今回は、t-800にジョン・コナーが殺されて審判の日は回避されスカイネットが存在しない未来を選択したストーリーになっている。

シュワちゃんが、なぜ歳をとってるのか?家族と過ごすため?……で、人間的感情を取り入れるため?あと、未来からやってきた液状型ターミネーターは何故あの顔?誰かがモデルならその人の人生も描いて欲しい気もする。それからジョン・コナーが冒頭で殺されるなら、その数分過去に戻ってt-800から逃れる手段はないのか?もろもろ突っ込んでいくとキリがない。それはそれで置いといて、やはり冒頭のフルCG?は凄い。若干シュワちゃんが作り物ぽかったけど……。

やはり、シュワちゃんの72歳とリンダ・ハミルトンの63歳はご立派でした。素晴らしい動きをされとりますたね。はい。
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