手放せ無いものを淡々と確保しているミソ。
ウィスキーとタバコのために住所を捨てられるミソは、家を出て昔のバンド仲間を訪ねて歩く。
友達は幸せらしきものを得ているけど、まったく充足しておらず。。
ないものねだりをせず、常に相手を尊重して、励まして、親切をして、白髪になっていく、そんなミソが好きになれる映画だった。
現代で住所や安定職がないって、まあまぁ恐い事だけど、人生に必要なものがあるかないかで柱の強さがかわるんだなって思った。
彼氏(アンジェホン)がまた良くて、めっちゃミソが好きだけどお金がないので、映画を観るために献血をカップルでするシーンの嫉妬がかわいい。
再会してほしいな。
アンジェホン氏はどの作品でも味のある演技をしてて、好きになるしかない。
友達のメンバーが、韓ドラや韓国インディーズ映画の助演勢のおいしいとこでみんな上手い。