ゆき

パンとバスと2度目のハツコイのゆきのレビュー・感想・評価

3.8
好きを終わらせる

過去の恋愛を足枷にした男女の交友を描く。

ちょっとずつずれて噛み合わないけれど、会話しながらお互いを探るやり取りが愛らしい作品でした。
柔らかな白が続くように見えて煮え切らない青が物語る2人の今後。
同じスタート地点にいないからこそ、その先も一緒にいられる。
そんなの臆病なだけだけど、愛情の距離感はそれくらい欲しい。
ゆき

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