あ

狼/男たちの挽歌・最終章のあのレビュー・感想・評価

狼/男たちの挽歌・最終章(1989年製作の映画)
3.9
スーーーーー(息を吸う音)

い”や”お前に当たるんかい‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎

目潰しに始まり目潰しに終わる怪作。不謹慎だけど目潰れてこんなに笑ったのは「清作の妻」以来です。

香港警察の海上警備が手薄すぎて最早奈良県警なところからしてツッコミどころ満載なのですが、水上バイクの切り返しや、サングラスで相手の位置を見定めた浜辺の壮絶な銃撃戦など、初っ端からフルスロットルのアクションが連発される絶倫映画でした。

浜辺で暗殺者と暗殺者の間合いを見切った女の子、撃たれてたけどかなり素質あるな笑

信者じゃないのに教会にいる時点で大体どういう映画なのか察しがつくと思いますが、あからさまに予想通りで、ビジュアルのためならマリア様まで吹き飛ばす不信心ぶりでこざいました。

ただ目を潰したはいいものの、弱視や全盲という要素がただのアクセサリーと化していたのは流石にオイオイと思ってしまいました。そんな綺麗に両眼に被弾するかね普通笑

あと本作のテーマ曲はジャ・ジャンクーが使いまわしていますね。だからジャ・ジャンクーは何撮ってもアクションになってしまうのかと納得。多分お気に入りなんでしょうね。
あ