吉村界人×藤井道人監督で鑑賞。TANIZAKI TRIBUTE(谷崎潤一郎トリビュート)とあったのですが、こ、これは…何とも形容しがたい(笑)
最初、ホラーかと思いました…(谷崎ってそういう人？違いますね)
タイトルからもわかるように(いや分からないか？)、かなり抽象的です。
吉村界人のよさは満喫できたけど、
ストーリー性が、何とも微妙…
というか、かなり難しい気がする。(理解が)
わかるといえば、わかるんだけど。
さすが文学作品…
大野いとちゃんがヒロイン、もう一人の登場人物が「ちむどんどん」に出ていた前田公輝くんなんですが、
吉村くんも前田くんも、変態性が凄すぎる…(笑)
はっきり言って、
吉村界人、鼻血出しすぎ(笑)
涙は出そうと思えば出せるし、目薬とかもありますが
鼻血ってどうやってるんだろう…
鼻に仕込んでおいて、うまくタイミングを計って出すの！？
とかって舞台裏が気になるほど、鼻血が出てた！
(ちなみにその変態性については理解できた)
彼はうまいのか何なのかわかりませんが、
とにかく、気になる役が多すぎる。(笑)
作品選びがほんといい。
(この作品は好きかと言われると微妙ですが…)
個人的にはお友達ちゃんが一番良い役だったと思う。
遠藤新菜さん、お名前は初めて見ました。
作品もかと思いましたが、「無伴奏」観てます！
斎藤工さんの彼女役だった方か…なるほど(納得)
大野いとちゃんは一般的に「あまちゃん」のGMTのイメージが強いと思いますが、私は彼女が出演している映画「雨にゆれる女」を思い出しました。話の細かい点は忘れてしまったけど、何となく、雰囲気が似てるような…彼女の役ではなくて、作品自体の雰囲気かも。アングラ感？(時代かな)
本作の公開当時の記事に載っていた藤井監督のコメントを拝見しました。
(「悪魔」を初めて読んだとき)「今の現代社会における人間の心の暗部に置き換えることが出来る普遍性に感嘆」に、妙に納得してしまった…やはりテーマは一貫してるんですね。
この企画はトリビュートと名付けられている事からもわかるように、他に2作品存在します。その監督陣がミッドナイトスワンの内田英治監督、うみべの女の子のウエダアツシ監督。今をときめく監督たちじゃないですか！？
他の2作も、怖いもの見たさで観てみたいです。
