にっきい

神と共に 第一章:罪と罰のにっきいのレビュー・感想・評価

神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)
3.3
自己主張の激し過ぎるキム・ヒャンギのアゴ!

韓国であの傑作『新 感染』を凌ぐ観客動員を記録したと、大々的にプロモーションしてるわりに公開規模の小さい作品。
予告がカッコ良かったので劇場鑑賞一択でしたがw

1000年間に49人転生させろ!って話し。
いきなりビル火災のシーンから始まったので、「またかい!w」ってなりました。
なにしろ今作の前に劇場鑑賞したのが『プロメア』だったのでw
でもそれは主人公の人となりを表すエピソードの1つであって、メインは地獄の話し。
亡者1人に対し弁護士、補助弁護士、護衛の3人の使者がつき、7つの地獄で7回裁判を受けて、全て無罪になると転生出来る設定は面白い。
壮大な世界観で1つ1つの地獄を詳しく描くのかと思ってたら凄い勢いで進んでいく。
テンポは良いけどもう少しゆっくり地獄が見たかった。
しかも途中から地獄での裁判より、残された家族におきたある事件がメインになり、さらに地獄があまり描かれなくなったのが残念。
まあ今作は最新技術で地獄を描くのに重点を置いてるのではなく、主人公がどれほど必死に生きてきたかの感動秘話だったから。

帰りに今作観たのと違うシネコンの前を通ったら、トラックが停まってて巨大な箱がいくつも置かれてた。
その箱には「JBL」の文字が!
きっとシネコンの音響装置の交換だったんでしょうね!
人知れず深夜にブラッシュアップされてるんですね!
にっきい

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