あいうえお

アケラット-ロヒンギャの祈りのあいうえおのレビュー・感想・評価

3.0
以下、感想の羅列。また後で編集し直す予定。

社会システムの側面から描写しないスタイルは意図的であるにしても、その選択は表現方法として本当に正しいのか。マイノリティの中のマイノリティであるロヒンギャ族について、説明となる効果的な描写がないのは不誠実ではないのか。
主人公女性に片思いしているあの男に暴行を加えるシーンのどこに必要性があったのか。
マイノリティとしてのマレーシアの表面的な特性に甘えてしまっている印象が拭えない。あくまでもローカルな視点からグローバル的な何かを語ったように錯覚しているに過ぎないのでは。