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負け犬の美学のnaoズfirmのレビュー・感想・評価

負け犬の美学(2017年製作の映画)
3.7

負け犬🎬

ストーリーは全盛期を過ぎた主人公が愛する家族と娘の夢の為、立ち上がり続ける姿を描いた作品でした。作品は家族の為に体を張るボクサーの姿を軸にどんなに負けて惨めな想いをしても夢を追いかかける姿はカッコ良さがありました。スポーツは勝者と敗者の二つの括りしか無く、二つの間には天と地ほどの明暗が分かれています。主人公はボクサーとして49戦13勝3分33敗という世間一般から見れば、才能無いいちボクサーとして見られます。それでも尚、家族の為どんな状況でも立ち上がり戦い続ける主人公の姿は真のファイターそのものでした。またタレク役を演じるのは元世界チャンピオンのソレイマヌ・ムバイエであり、ファイトシーンの臨場感やスピード感は見所の一つでした。
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