負け犬の美学の作品情報・感想・評価・動画配信

「負け犬の美学」に投稿された感想・評価

d173

d173の感想・評価

4.2
胸熱、泣けてくる。オロールかわいい。
綺麗事で片付けない生々しさ。

エンドロールの実際の勝敗を見て、
勝者以上の勇気を与えている、彼らも勝者。

原題は『SPARRING』か?
この邦題は好きだな。

てか、アメリの人じゃん!
ntm723

ntm723の感想・評価

3.8
ひさしぶりに笑わされないフランス映画。
地味やけど家族を守る為に捨て身で頑張るお父さんがかっこいい。
チャンピオンの陰には負け続ける選手やスパーリングの相手がいるなんて失礼ながら考えたことなかった。
マチュー・カソヴィッツの哀愁と娘役の子の表情が印象的。
プロボクサーのソレイヌ・ムバイエさんが試合観てくれてたのもほろっときた。
master

masterの感想・評価

4.0
邦画のボクシング映画ブルーを観て、なんかボクシング映画観たいな、と探しててアマプラで発見。ブルーと同じく全体的に派手さは無い。勝てないけど、ずっと現役にこだわるボクサーの気持ち、でも、ボクシングが好きなだけじゃなくて家族も大切。パパをおもう純粋な娘の気持ちも素敵。パパに起こされて抱きしめられた時、そしてピアノの発表会の時の笑顔、ほんとうに素敵!!チャンピオンとの交流も、なかなかありえない設定だけど沁みました!ロッキーのような派手なボクシング映画のある意味対局的な映画だけど、ラストの試合.エンディングが、家族とか仕事、人生を改めて考えさせてくれる良質な映画でした!
くま

くまの感想・評価

-
敗者がおるからチャンピオンがおるって言葉
めっちゃ好き。

守りたいもののために言い訳せずに頑張ろうと思える映画でした!
とりあえず守りたいもの無いからまずそっから。
OTA

OTAの感想・評価

3.8
エンディングに流れてきた人たちの戦歴を見てあんなに負けてもボクシングを続けていてすごい事だなと思った。

彼らはもってる。
銀四郎

銀四郎の感想・評価

3.3
勝負の結果よりも、好きだから続ける。
素晴らしいことだけど、実際には難しいこと。
全体的に、自分には、なんか物足りない映画だった。
「あるいは裏切りという名の犬」(傑作)ほどではないにしても、これもハードボイルドに寄せ過ぎて邦題が滑っちゃってるクチ。
確かに内容を一言でザックリ表現すると「負け犬の美学」で決して間違ってはいないんだけど、なんというか、そんなにカッコ良くないし、ニュアンス的にもだいぶ違っていて、なんならハードボイルドというより、父と娘のほのぼのハートフルストーリーといってもいいくらい。しかもかなり良質。

引退間近のロートルボクサーがチャンスを掴むとなると、思い浮かぶのはロッキーだけど、あれはあれで思いっきりファンタジーであることは間違い無く、それに比べるとこちらは非常にリアル。

スパーリングでのチャンピオンのジャブの異常な速さと圧倒的な技術の高さ。これはもうロートルがどんなに努力して頑張っても夢も希望も入り込む余地のない冷徹な現実を見せつけます。

自分を変え才能を開花させビッグマッチに挑み、感動的な音楽とともに立ち上がって栄光をつかむロッキーもそれはそれでアドレナリンドバドバですが、こちらは見事なまでに真逆。

感動シーンてんこ盛りでいけるはずの最後の試合でも、みんなが望むようなドラマチックな展開をあえて避けて、あくまでも作品のトーンを崩さない。最後の試合だけは娘に見せると決意していた、そのラストマッチの見せ方がそれですかって。

でもそのトーンで通してるからこその吃驚するくらいに素晴らしいラスト。
もうなんという絶妙すぎて死にます。
深みがあって、微笑ましくて、じわっと染みる感じで秀逸。逆カタルシス。
 40代半ばという、決して若いとは言えず、戦績も負けが込んでいるさえないボクサーとその家族の物語。
 どん底からの奇跡の逆転劇という、よくありがちなサクセスストーリーではなく、ピークを過ぎた中年ボクサーのリアルを描いているスポーツドラマ。静かに、だが確実に観る者の胸を打つ傑作。

 主人公には二人の子供がいるが、上の子、はじめは男の子かと思ったけど、女の子だった。ボーイッシュな髪型してるからさ……。
 しかし、その長女といい、弟(あまり出番ないけど)といい、本当に可愛らしくていい子たちで、天使のよう。こんな子たちがいたら、そりゃあお父さん頑張っちゃうよね。
スティーブ・ランドリー。45歳老ぼれボクサー。最後に勝ったのは3年前。
娘にピアノを買うために元チャンピオンのスパーリング相手になる。

何のために戦うのか。
金のため。
家族のため。
愛するひとのため。
おのれのプライドのため。

悔いを残すな、理想の自分を見せろ。

過度な演出や変に盛り上げる音楽もなし(むしろかなり抑えぎみ)
それが今の私には心地よい。

エンディングも秀抜。
見るべし!
Melko

Melkoの感想・評価

4.1
「あなたは立派よ。オロールもオスカルもあなたが自慢。でも今夜は注文がある。絶対勝って。約束よ。」

あ〜〜デトックス。めっちゃ泣いた。
ベタな展開にベタな煽り音楽にベタなセリフでベッタベッタだけど、見て良かった。

49戦13勝3分33敗

45歳のロートルボクサーが挑む、最後の50試合目。

邦題にセンスがないとたびたび思わされる洋画。でもこれに限っては、わたしはこの邦題が好きだな。
「負け犬の美学」
なんで弱いのにボクシング続けてるの?
なんで負けるのわかってて試合に出るの?
ズタボロになるのわかってるのにどうしてチャンピオンのスパーリング相手になるの?
なんでボクシング続けてるの?

大金が稼げる、これしかできることがない、違うんだ。
ボクシングが好きなんだ。あいにく、「才能」は、持ってないけど。
勝てないけど、続ける。やれる機会があるなら、やる。それが、「負け犬の美学」。

「ポンコツ」「役立たず」「明日から来なくて良い」どんなに言われても、しがみつきたい。ボクシングがしたい。どうすれば勝てるのか。自分はできないけど、人の弱点や強みはわかる。自分の強さは、武器にもならない「打たれ強さ」。
そこには、「負け続けた者にしか」わからない感覚がある。
そして、「負け続けた者にしか」見えない世界がある。

公開練習は娘にとっては辛かったね……
タリクはスティーブを信頼してたからハッパをかけるために、闘志に火をつけるためにやったんだろうけど、やり過ぎだったかな。だけど、あの場面があったからラストが活きる。そんなタリク役はガチの元WBA世界王者だったわ笑 そりゃあ踊る様に打てるわな。笑
あれだけボッコボコに打たれても、スティーブ実は一度も膝ついてないんだよ。ってことがわかるには、まだ娘は幼すぎる。父親は立派に戦ったんだと、誇りを持ってそう言える日がきっと来る。

若き日の所ジョージのような哀愁漂う顔のスティーブ役マチューカソヴィッツがホントにいい味出してる。
あと何気に、いつもくたびれた感じの妻が、スティーブ最後の試合にテロテロの赤いスカジャンみたいなの着てヒール履いて、めっちゃ色っぽい格好で駆けつけたの、なんかグッと来たわ。そうゆうの、アガるよね。旦那としては。

なんか全部うまく行かない時。
何もかも嫌んなっちゃう時。

わたしは何が好き?それは、何で好きなんだっけ?どうして今まで好きでい続けてるんだっけ?
わたしは、何がしたいんだっけ?
問いかけることにしよう。これからは。
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