Chika

SUNNY 強い気持ち・強い愛のChikaのネタバレレビュー・内容・結末

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

所々ウルっと来た。
特に過去パート。自分より歳下の子達のはっちゃけつつ一生懸命な姿にはついついぐっとくる。
予告の時はすずちゃんは大人しめに見えたけど、本編見たら一番面白かった(笑)ブチ切れるシーンは最高(笑)「(篠原さんと)つながらないんじゃないかと思うくらいはじけてしまって…」みたいなことを言ってたけど、納得。
すずちゃんと舞香ちゃんとエライザちゃんは他の作品もあるからなのかそういう役だからなのか、他のコギャル達とは違うタイプの見た目。役個人としての中身の役作りはすずちゃんと舞香ちゃんが特に素敵。エライザちゃんはめちゃくちゃ可愛くてかっこいい。特に三浦春馬とのシーンの時の服が凄く似合ってて大好き。(「3・2・1」でモデルポーズ決めるノリの良さも最高)
まさか成長した奈々もエライザちゃんが演じるとは思ってなかったですが。合う人がいなかったのかな、スケジュールさえ合えば伊藤ゆみさんとか良さそうだけど。

一番笑いつつ泣きそうになったのは奈美と奈々がお酒を飲みながら話すシーン。自分にどこか通ずる部分がある人を避けたくなる気持ちは結構わかる。相手が悪い訳じゃないってことはわかってるから自己嫌悪にもなって悪循環になったり。だからお互い思ってたことを話せて仲良くなれたことは素直に良かったなあ…と思いつつ、2人共泣いてる姿がどこか可笑しくて可愛かった。

タイトルであり奈美達のグループ名である"SUNNY"。
女の子のグループ名ってメンバーの頭文字からつけるパターンもあるからそれかと最初は思ったけど、人数と文字数が合わない(S=芹香、U=梅、N=奈美、N=奈々、Y=裕子…心が入らない!)からずっと気になってました。
本編の途中で理解したけど、シンプルでちょっと素敵な由来なのが意外だった。

小沢健二さんの「強い気持ち・強い愛」はこの作品で知りましたが、SUNNYのみんなにぴったりな素敵な曲。頭から離れません。
韓国のオリジナル版も観てみたくなりました。
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