リズと青い鳥のみやっちのネタバレレビュー・内容・結末

日々、友達とのことで悩んだり、葛藤したり、大人になったぼくたちにはとても懐かしい場所だった。

相手の気持ちを聞いてもいないのに見たまんま、その様子から勝手に気持ちを決めつけたり。すれ違っていく原因をたくさん作れる友情だけど、素直になってちゃんと言葉にすればきっと伝わることを教えてくれる作品。

「依存」だとは思わなかった。
鎧塚さんは、希美さんへの「憧れ」がすごく強いんだと思う。「憧れ」ってきっと近くにあったらどこにも行って欲しくない存在になってしまうのかもしれない。


自分に照らし合わせたキャラクターが「リズ」で、それが自分だと思っていたけど、「青い鳥」なのかもしれないと気づいて、その青い鳥の気持ちに気づくと、2人の関係性を理解できた鎧塚さんが、何にも囚われていない表情豊かな音色のオーボエを吹くシーンが大好き。