このレビューはネタバレを含みます
試写会にて。日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞受賞の聲の形のスタッフが贈る最新作。
掛け合うオーボエとフルートの音色が美しい。
足音、目線、くせや仕草、二人の距離。
女子だけ、二人の間だけ、学校内だけ、水槽の中だけのclosedな世界。
ユーフォニアムも聲の形も観てないけど、本作単体でも監督が描く繊細で緻密な世界観を感じることができた。
女子の気持ちは分からないけど、こういうみぞれみたいな女の子って普通にいるんだろうな。
抑えてた感情を解放した時のオーボエの音には感動した。
なにわともあれ、最後のコンクールの演奏聴きたかった。