とらねこ

鍵のとらねこのレビュー・感想・評価

(1959年製作の映画)
4.8
素晴らしすぎる
冴えまくった時代の市川崑!

人が登場する時にヌッと寄りから撮る不気味さ
奇妙な表情の電話シーンのつなぎ
セックスシーンで電車の連結を表現
倒れた仏像の不吉感

最初に倒れる京マチ子のシーン、エロさがもう1つで物足りなさを感じたけれど(谷崎は、そこはかとないエロを表現して欲しかっただろうに)
どうしてどうして、不思議な畳み掛けのテンポに次第にやられてしまったのでした
とらねこ

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