Masa

あの頃、君を追いかけたのMasaのネタバレレビュー・内容・結末

あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

見終わって記憶が新鮮な内に。

題材はシンプル。
良く言えば身近な、悪く言えば恋愛映画にしては弱い、出会いもきっかけもそんな感じ。近年の少女マンガが原作のブッ飛んだものよりかはマシか。

【総評】
率直に「人生」って感じです。
男と女の気持ちの変化やすれ違い、年月が経つということ、あのときこうしていればという後悔、誰もが経験し得るであろう日常のあらゆる場面が胸に刺さります。
登場人物のキャラクターとか関係性とかは割りと考えられていて、それぞれのスピンオフとかもあったら面白いと思います。内に秘めてた思いとかそれも含めて全部。
ただ、最終的になんだかんだみんな成功しててそこら辺はリアリティーに欠けますよね。


【小ネタ】
カップスターとかマウスのパソコンとか乃木オタ的には反応してしまうところもありつつ、結界師とか激流のオマケでついてたカンフーのミニフィギュアだったり、この世代の人は懐かしく感じるところもあるかと。
あとやっぱり今後時系列がちゃんとした作品には3.11の震災は逃れられないテーマになるんだなと。


【乃木オタ的観点】
ここからメインです。
もうなんと言っても飛鳥ちゃんがバチボコかわいい。
特にアドリブっぽいところの自然のリアクションとか劇中で早瀬真愛と齋藤飛鳥がふとしたときに重なるとことか、「にゃんにゃんすかにゃん飛鳥ちゃーん!」って叫びたくなります。
とにかく飛鳥ちゃんが出てくる場面は飛鳥ちゃんがかわいいしか感情がなくなり、日々まとわりつくストレスや重責、その他もろもろの負のオーラが浄化されます。
ラストのキスシーンは推しじゃなくてももう胸が痛い。いつかはそうなるし彼女の人生に自分は1ミクロンも関わってないけど。飛鳥ちゃん推しの方だったらご飯が食べられなくなると思います。結婚とかもね、想像させられたり、心して鑑賞ください。
Masa

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